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- 【働く環境】人財育成・教育研修
銀行を取り巻く環境においてはこれまで以上に多様なキャリアパスが創造され専門性が高まっていくことが想定されており、「行員のキャリア形成支援(ありたい自分を明確にする)」と「専門能力の開発支援(できることを増やす)」を実現させる枠組みとして2022年度に創設しました。
主に「自律的成長の実現」「効率的/効果的な知識/スキルの習得」「CDPと連動した能力開発体系の構築」を目的として、従業員エンゲージメントの醸成と価値創造を実現できる人財の創出を図っています。



現在キャリア開発プログラム(CDP)に連動する形で60講座を超える研修/セミナーメニューを有しており、能力レベルに応じたカリキュラムが受講できる体系になっています。その他にも通信講座や資格試験、各種e-ラーニングや読書など自己啓発のコンテンツも充実しており、行員の「自律」を促す環境が整備されています。
大分銀行では「キャリア開発」と「能力開発」を二つの柱として人財育成を展開しています。行員は以下の「キャリアマップ」を参照し、今後のキャリアの可能性や自分のキャリア目標について考えます。
■CDPによる一貫した育成体系


階層別研修
担当職務とは関係なく、特定の入行年度の行員や同一職位の役職者を対象に実施しています。当該階層に共通して要求される知識・技能・マネジメント能力について実施する研修です。
業務別研修
融資係、営業係、法人営業係、個人営業係など、担当業務別に実施する研修です。

通信講座
入行年度、職位に応じて受講者が決められている必須の年度指定の通信講座と専門的な業務知識の習得、資格取得、技能習得に役立てる任意選択の通信講座の2つのコースがあります。
資格試験
「資格試験」は自己啓発により多種多様な資格への挑戦を行い、能力開発の有効な手段として位置づけており、資格取得の難易度の高いものについては、「自己啓発奨励・支援制度」の対象として、奨励金もしくは支援金を支給しています。
休日セミナー
行員の自己啓発支援の一環として休日を利用してセミナーを実施しています。
主に土曜日に実施していますが、多くの行員がセミナーに自主的に参加し、自ら学ぶ風土が醸成されつつあります。
D-サテライト
大分市中央町にある研修施設内に、D-サテライト(サテライトオフィス兼自習室)を設置しています。夜間や休日も開放しており、業務終了後や休日に多くの行員が資格試験の勉強などを行う場として活用しています。

新入行員育成
各職場でのOJTを育成の基本とし、OJTを補完するため「集合研修」、「自己啓発」を実施しています。入行後3年間を「銀行業務に必要な基礎知識を習得し、銀行員としての土台を創る時期」と位置づけています。
融資人財育成
銀行の根幹となる業務である「融資業務」に強い人財の育成を図っています。具体的には、中小企業診断士の育成にも力を入れており、中小企業大学校への派遣や専門学校への派遣を行う仕組みづくりがあり、多くの中小企業診断士を輩出しています。
海外人財育成
グローバル化の進展に伴い、企業の海外への進出ニーズや貿易開始のニーズが高まっており、当行でも海外人財の育成に努めています。
具体的には香港駐在員事務所への若手行員派遣なども実施しています。