大分銀行 OITA BANK

事業再生ファンド「おおいたPORTAファンド投資事業有限責任組合」
の設立について

平成25年3月29日

  株式会社 大分銀行(頭取 姫野 昌治)では、このたび、独立行政法人中小企業基盤整備機構、大分県、大分県信用保証協会、株式会社豊和銀行、大分みらい信用金庫、大分信用金庫、大分県信用組合、日田信用金庫とともに、中小企業の事業再生を支援する「おおいたPORTAファンド投資事業有限責任組合」(総額30億円、以下「本ファンド」)を設立することとなりましたので、お知らせします。

【おおいたPORTAファンド投資事業有限責任組合】の概要

ファンド総額 30億円
出資者 <有限責任組合員>
  中小企業基盤整備機構、大分県、大分県信用保証協会
  大分銀行、豊和銀行、大分みらい信用金庫
  大分信用金庫、大分県信用組合、日田信用金庫
<無限責任組合員>
  大分ベンチャーキャピタル
運営者 大分ベンチャーキャピタル
設立時期(予定) 平成25年4月
期間 9年(2年延長可)

  大分県内の事業再生ファンドの組成は、本ファンドで3回目となります。本ファンドで初めて、地方自治体(大分県)、大分県内に本店を置く全ての金融機関が出資することとなり、更なる中小企業の事業再生における官民関係機関の相互連携を目指します。

  本ファンドは、産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法(以下「産活法」)に基づき独立行政法人中小企業基盤整備機構の出資を受ける「官民一体型中小企業再生ファンド」です。同じく産活法に基づき設置された中小企業再生支援協議会と連携し、事業再生に取り組む中小企業に対して投資を行うとともに、継続的な経営支援を行うことで、地域経済の活性化に寄与することを目的としております。

  また、本ファンドは、平成25年3月末に期限が到来する中小企業金融円滑化法の『出口戦略』施策の一つとして、同法期限到来後も、地域金融機関の「コンサルティング機能」をサポートしていきます。

  なお、本ファンドは平成25年4月に設立し、運用を開始する予定です。本ファンドの運営は大分ベンチャーキャピタル株式会社が行います。

以上