大分県日田市での「地域ビジョン」の取り組みの開始について

2025年2月6日

株式会社 大分銀行（頭取 高橋 靖英）と大分県日田市（市長 椋野 美智子）は、「地域創造連携協力に関する協定（※）」の取り組みの一環として、地域の持続可能性向上に向けた取り組み「地域ビジョン」を協働で開始することといたしましたのでお知らせします。

※大分銀行は2016年2月12日に地域社会の維持・発展を目的として、日田市と包括的な連携協力協定を締結しております。

記

地域ビジョンについて

（１）「地域ビジョン」は、地域活性化や地域産業振興など地域の課題解決・地域の持続的な成長に向けて、大分銀行が各自治体・団体・企業等と連携してその実現をめざすものです。

（２）大分銀行は、地域の個人・法人のお客さまが想い描くゴール（ありたい姿）の実現に向けて、地域において影響力が高い産業等への取り組みを強化してまいります。

（３）なお、本取り組みは、今回の日田市を含めて15行政区にて開始しております。

概要

（１）名　称　「日田市×大分銀行　地域ビジョンプロジェクト」
『日田の恵み、未来世代へつなぐ』

（２）開始日　2025年2月6日（木）

（３）内　容

• ①地域内資金循環の活性化
  大分銀行日田支店兼若宮支店行員と豆田支店行員による、お客さまアンケート実施やデータ活用により明らかとなる“資金循環の実態・課題”を地域（日田市観光協会内の観光戦略会議）で情報共有・課題共有し、個社・地域内連携での解決策を模索します。
• ②稼ぐ力の増強
  「歴史的な町並みと文化」「豊富な森林や水」「農産物」といった地域資源を最大限活用した“顧客体験価値の向上”、ICT・DXを活用した“顧客への利便性の向上”、“顧客への認知度向上”等を企画します。
• ③上記を通じて、“地産地消”や“事業領域の拡大・新事業への参入（第二創業）・新産業創出”など、地域の持続可能性向上に寄与する取り組みを地域と連携して実践・支援していきます。

（４）大分銀行、ならびに日田市の主な活動

• ①大分銀行
  地域経済に直接的に関与する地域金融機関としての強みを活かし、日田市の事業者や生活者の経済的な側面における実態把握、および地域循環の実態把握と分析を行い、地域と連携して課題解決の取り組みを実践・支援する。
• ②日田市
  日田市の「観光関連産業」等のサプライチェーンにおいて、日田市内各地域の連携強化・地産地消の実現に向けた取り組みにおける課題を、本プロジェクトによる実態把握や分析結果をもとに明確化し、地域の事業者や各関連団体と連携して解決に取り組むことで、日田市の観光消費額や宿泊者数増加等を実現する。

以上

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