ニュースリリース

クルーズ客船「飛鳥Ⅲ」アート公募展における『大分銀行賞』の受賞者決定について

2024年11月18日

株式会社大分銀行(頭取 高橋 靖英)は、各地域で活動される障がい者アーティストを含む様々なアーティストの活躍へのきっかけづくりを目的に、郵船クルーズ株式会社(本社:神奈川県横浜市、以下「郵船クルーズ」)が主催する、『クルーズ客船「飛鳥Ⅲ」アート公募展』に協賛し、このたび協賛企業賞として「大分銀行賞」を決定いたしましたので、下記のとおりお知らせします。
今後、本公募展への協賛を通じ、受賞者や県下で活動されるアーティストの皆さまの創作活動を積極的に支援するとともに、地域に根差す文化や魅力の発信につなげてまいります。

「大分銀行賞」の受賞作品とアーティストについて

題名「青・碧・蒼~姫島を望む~」

古城 貴博(こじょう たかひろ)

■古城 貴博さん(お母さまからの作品説明)

息子貴博は自閉症で知的障がいがあり、作業所に通っています。大分であった障がい者芸術文化祭をきっかけに絵を描くようになりました。絵を描くことで本人の生活が豊かになりました。人とのかかわりも増え、自尊心が育ちました。自宅から姫島も近く、海や空を見るのが大好きでこの絵を描きました。毎日の生活の中からうまれたこの絵がたくさんの方々に見てもらえることで、私達親子の素晴らしい思い出になることを願っています。

「大分銀行賞」として選定の理由

古城さんの描く様々な色(青・碧・蒼)の折り重なる線は、多様な人々が関わり、支え合い、つながる姿を象徴し、それぞれの個性や特徴が、水面に広がる波紋のように混ざり合いながら進んでいく姿を感じられます。また、大胆な色使いと鮮やかさに加え、古城さんの技法から生まれる作品の立体感からは、姫島を臨む国東半島海岸線からの景色を連想させ、深い海や広大な空という大分県の自然風景を感じ取ることができます。
多くの人を惹きつける作品の力強さや協調性は、「ステークホルダーの価値観やありたい姿を十分に理解し、共感を得ながら事業活動を行う」こと、「従業員それぞれが多様なステークホルダーの視点に立ち、相手の想いや困りごとを理解・共感する力を高めていく」ことを目指す大分銀行グループとの親和性を感じるものであることから「大分銀行賞」に選定いたしました。
古城さんの作品が、クルーズ客船「飛鳥Ⅲ」と世界中を旅することで、たくさんの方々に出会い感動を伝え、大分県という地域の魅力発信のきっかけとなってくれることを願っています。

クルーズ客船「飛鳥Ⅲ」アート公募展について

『クルーズ客船「飛鳥Ⅲ」アート公募展』は、飛鳥クルーズの運行会社である郵船クルーズが主催し、「飛鳥Ⅲ」の船内に約2年間常設展示する絵画・写真を、年齢、国籍、受賞歴、障がいの有無などに関係なく「日本の四季を旅する」というテーマで一般の方々より幅広く募集するもの。作品を審査するのは、日本の芸術文化を牽引する著名な方々。
詳細は特設Webページ ここから先は、飛鳥クルーズのウェブサイトになります。
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をご覧ください。

関連するSDGs

目標 ターゲット 内容
働きがいも経済成長も 8.5

ディーセントワーク、平等な就業機会の実現。

人や国の不平等をなくそう 10.2

すべての人々が活躍できる社会の実現に向けた施策の実施。

以上

本件内容に関するお問合せ先

(株)大分銀行 地域創造部 社会貢献グループ
TEL 097-538-7765