ニュースリリース

(株)日本格付研究所からの格付取得について~長期発行体格付「A+」を24年連続取得~

2024年3月8日

株式会社大分銀行(頭取 後藤 富一郎)は、2000年9月29日付で(株)日本格付研究所(JCR)の長期発行体格付「A+」を取得し、その後も同格付を継続取得しております。
今般、2023年度の格付見直しにより、2024年3月5日付で24年連続「A+」の評価を受けましたので、下記のとおりお知らせします。

継続取得した格付の内容

(1)格付 「A+」(シングルAプラス)
(2)格付の種類 長期発行体格付
(3)格付の見通し 「安定的」
(4)格付付与日 2024年3月5日(火)
(5)格付機関 株式会社 日本格付研究所(JCR)

※長期発行体格付とは、債務者(発行体)の債務全体を包括的に捉え、その債務履行能力を比較できるように等級をもって示すもの

格付事由<(株)日本格付研究所 公表内容参照>

今回の格付「A+」継続取得は、

  • (1)地元における強固な事業基盤と良好な資本水準に支えられていること。

  • (2)コア業務純益(投資信託の解約損益を除く)は、20/3期をボトムに改善。外貨調達コストの増加や野村證券との金融仲介業務における包括的業務提携に伴う経費増加などにより減益となる見通しであるが、逆ざやの外貨建て債券売却などによる有価証券収支の改善が見込まれることや、事業性貸出の順調な拡大などにより貸出金利息が増加に転じていることなどを踏まえると、コア業務純益は今後も堅調に推移していくとみていること。

  • (3)金融再生法開示債権比率は低下傾向にあり、問題ない水準である。保守的な引当を実施していることなどから、開示債権の保全率は高い。取引先企業を取り巻く環境に留意する必要はあるが、今後も与信費用はコア業務純益で十分に吸収可能な範囲に収まるとみていること。

  • (4)預証率は4割弱と高い。有価証券残高は増加傾向にあるが、外貨建て債券の売却や金利ヘッジなどによりリスクが過大とならないようにコントロールしており、その他有価証券の評価損益は、23年12月末で評価益を確保していること。

  • (5)一般貸倒引当金控除などの調整をした連結コア資本比率は23年9月末で10%強と、格付Aレンジの地域金融機関の中で比較的高い水準にある。貸出金の増加などによる低下圧力はあるが、引き続き内部留保の蓄積を通じて現状程度のコア資本比率を維持するとみていること。

などが総合的に評価されたものです。

※AAからBまでの格付記号には同一等級内での相対的位置を示すものとして、プラス(+)若しくはマイナス(-)の符号による区分を付す。

以上

本件内容に関するお問合せ先

(株)大分銀行 
総合企画部 経営企画グループ
TEL 097-538-7612