ニュースリリース

大分県杵築市での「地域ビジョン」の取り組みの開始について

2023年11月28日

株式会社大分銀行(頭取 後藤 富一郎、以下「大分銀行」)と大分県杵築市(市長 永松 悟)は、「地域創造連携協力に関する協定(※)」の取り組みの一環として、地域の持続可能性向上に向けた取り組み「地域ビジョン」を協働で開始することといたしました。あわせて、「地域ビジョン」を地域一体となった取り組みとするため「行きたい杵築、泊まりたい杵築」プロジェクト推進協議会(以下、「推進協議会」)を2023年12月22日に設立いたしますので、下記のとおりお知らせします。

※大分銀行は2016年3月24日に地域社会の維持・発展を目的として、杵築市と包括的な連携協力協定を締結しております。

地域ビジョンについて

  • (1)「地域ビジョン」は、地域活性化や地域産業振興など地域の課題解決・地域の持続的な成長に向けて、大分銀行が各自治体・団体・企業等と連携してその実現をめざすものです。
  • (2)大分銀行は、地域の個人・法人のお客さまが想い描くゴール(ありたい姿)の実現に向けて、地域において影響力が高い産業等への取り組みを強化してまいります。
  • (3)なお、本取り組みは、順次大分県内全域に展開を行っていく予定です。

概要

(1)名称

「杵築市×大分銀行 地域ビジョンプロジェクト」
~『行きたい杵築、泊まりたい杵築』の実現に向けた、新機能・新事業・新産業創出の探索~

(2)開始日

2023年12月22日(金)

(3)内容

① 観光消費拡大プロジェクト

大分銀行杵築支店・山香支店行員による、お客さまアンケート実施やデータ活用により明らかとなる"観光産業の実態・課題"を地域(大分銀行・杵築市・産業界各団体)で情報共有・課題共有し、"田舎暮らし・農業体験・豊かな農水産品"を起点に、個社・地域での観光消費拡大の解決策を模索します。

② 地域資源活用プロジェクト

文化と歴史という地域資源を最大限活用した"顧客体験価値の向上"、"顧客利便性の向上"、"顧客への認知度向上"により「稼ぐ力の増強」を企画します。

③ 上記を通じて、"地消地産"や"事業領域の拡大・新事業への参入(第二創業)・新産業創出"など、地域の持続可能性向上に寄与する取り組みを地域と連携して実践・支援していきます。

(4)推進協議会の構成員ならびに役員(案)について(2023年12月22日の設立総会で決定)

推進協議会役職 構成員名
会長 株式会社大分銀行
杵築支店 支店長
役員 杵築市 市長
(杵築市観光協会 会長)
役員 杵築市商工会 会長
監事 株式会社きっとすき
代表取締役

(5)大分銀行、ならびに杵築市の主な活動

① 大分銀行

地域経済に直接的に関与する地域金融機関としての強みを活かし、杵築市の事業者や生活者の経済的な側面における実態把握と分析を行い、地域と連携して観光消費拡大や地域資源活用の課題解決への取り組みを実践・支援する。

② 杵築市

杵築市の「観光関連産業」のサプライチェーン構築をはじめ、観光関連産業における課題を本プロジェクトによる実態把握や分析結果をもとに明確化し、地域の事業者や各関連団体と連携して解決に取り組むことで、「行きたい杵築、泊まりたい杵築」を実現する。

以上

本件内容に関するお問合せ先

(株)大分銀行

地域創造部 地域活性化推進グループ 
TEL 097-538-7558

営業戦略部 営業戦略グループ    
TEL 097-538-7640