2023年5月30日
株式会社大分銀行(頭取 後藤 富一郎)では、医療機関の資金調達の多様化ニーズに応え、地域に密着した医療サービスの向上を支援することを目的に、「医療機関債」の取扱いを行っております。
今般、医療法人恵伸会 大分あべハートクリニック 内科・循環器科・リハビリテーション科(理事長 阿部 裕一)の「医療機関債」120百万円を受託しましたので、下記のとおりお知らせします。
記
発行人(借入人) | 医療法人恵伸会 (住所:大分県大分市萩原3丁目22番28号) |
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発行額(借入額) | 120百万円 |
資金使途 | 診療所増築資金 |
期間 | 6年 |
発行日 | 2022年12月19日 |
総額買受金融機関 | 株式会社大分銀行 |
※医療機関債は、その発行要件を満たす財務内容の健全な医療機関を対象としています。
1979年(昭和54年)、大分市萩原に前理事長である阿部正威氏が阿部循環器クリニックを開院し、1989年(平成元年)に医療法人恵伸会を設立。「病気を診ずして病人を診よ」の精神のもと、40年以上にわたり地域医療の発展に貢献してきた。2022年(令和4年)に前理事長子息である阿部裕一氏が承継し理事長に就任。診療内容は、循環器内科を主軸とするが、一般内科から健康診断まで幅広く対応している。一般病床18床を完備し、充実した入院診療を提供するとともに、時代の変化に合わせて訪問診療も行っており、終末期の看取りにも対応。地域のかかりつけ医として柔軟に対応できる医療提供体制を構築しており、地域に根付いた長年の実績とノウハウを最大限に活用している。
今回、より充実した医療サービスの提供を目指し、大規模なリニューアルを実施。診療所を増築し、医療機関名を『大分あべハートクリニック 内科・循環器科・リハビリテーション科』へ変更。増築部分では、入院病棟用にこれまでなかったエレベーターを設置するとともに、十分な外来診療スペースを確保することで心大血管疾患リハビリテーションを開始した。
心大血管疾患リハビリテーションは、心血管疾患を有する方の健康寿命の延伸につながる有力な治療法の一つになるものと期待されている。診療所施設充実や最新設備導入に加え、駐車場用地も拡張され、ストレスフリーな医療の提供を目指すため、当法人は、一人一人の患者に応じた最適な医療を行い、地域医療への更なる貢献に取り組んでいる。
厚生労働省の「ガイドライン」及び、弊行所定の基準を満たす医療法人に限り取扱いを行います。
対象先 |
※(1)、(2)を満たす医療法人が対象となります。 |
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資金使途 | 設備資金に限定 |
返済方法 | 原則、期日一括返済 |
利率 | 固定金利 |
担保・保証人 | 原則不要 |
弊行は、医療・介護業種のお取引先の皆さまの多様化するニーズにお応えするため、2002年4月より本部内に医療介護福祉業種に特化した専担部署を設置しています。2023年5月現在5名体制で、その取り組みを強化しております。
今後とも、医療・介護・福祉業種のお取引先の資金ニーズに対し、様々な資金調達方法をご提案することで、地域医療の発展を支援してまいります。
目標 | ターゲット | 内容 |
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![]() |
3.8 | 医療健康サービスを提供している医療機関等を支援する。 |
以上
(株)大分銀行 法人営業支援部
ソリューション営業室 医療・介護グループ
TEL 097-538-7570