2023年3月29日
株式会社大分銀行(頭取 後藤 富一郎)は、2000年9月29日付で(株)日本格付研究所(JCR)の長期発行体格付「A+」を取得し、その後も同格付を継続取得しております。
今般、2022年度の格付見直しにより、2023年3月27日付で23年連続「A+」の評価を受けましたので、下記のとおりお知らせします。
記
(1)格付 | 「A+」(シングルAプラス) |
(2)格付の種類 | 長期発行体格付※ |
(3)格付の見通し | 「安定的」 |
(4)格付付与日 | 2023年3月27日(月) |
(5)格付機関 | 株式会社 日本格付研究所(JCR) |
※長期発行体格付とは、具体的な債券を特定せず、その銀行が現在背負っている無担保の債務または将来背負うであろう不特定の無担保債務を包括的に捉えて、債務履行能力を格付けしたものです。
今回の格付「A+」継続取得は、
(1)地元における強固な事業基盤と良好な資本水準に支えられていること。
(2)コア業務純益(投資信託の解約損益を除く)は、20/3期をボトムに改善。足元、外貨建て有価証券の収支は悪化しつつある一方、ミドルリスク先などへの貸出増強策により事業性貸出が伸びており、貸出金利息は増加する見込みであること。
(3)金融再生法開示債権比率はおおむね問題ない水準を維持。引当は保守的に実施しており、強化しているミドルリスク先への貸出は小口分散しているなど、今後も与信費用はコア業務純益で十分に吸収可能な範囲に収まるとみていること。
(4)預証率は4割弱と高い。金利リスク、価格変動リスクも大きく、22年12月末のその他有価証券は評価損を抱えているが、自己資本に対しそれほど大きな金額とはなっておらず、金利ヘッジや低金利債券の入れ替えによりリスクの抑制を図っていること。
(5)一般貸倒引当金やその他有価証券の評価損などを調整した連結コア資本比率は22年12月末で10%弱。貸出金の増加やその他有価証券の評価損によりやや低下傾向にあるが、格付Aレンジの地域金融機関の中で比較的良好な水準を維持していること。
などが総合的に評価されたものです。
※AAからBまでの格付記号には同一等級内での相対的位置を示すものとして、プラス(+)若しくはマイナス(-)の符号による区分を付す。
以上
(株)大分銀行
総合企画部 経営企画グループ
TEL 097-538-7612