ニュースリリース

グンゼ株式会社へのシンジケーション形式による「グリーンローン」の組成について

2022年9月30日

株式会社大分銀行(頭取 後藤 富一郎)は、グンゼ株式会社(代表取締役社長 佐口 敏康)に対する、シンジケーション形式のグリーンローンに参加いたしましたので、下記のとおりお知らせします。

グリーンローンとは

グリーンローンは、企業等が環境問題の解決に貢献する事業(以下、「グリーンプロジェクト」)に要する資金を調達する際に用いられる融資であり、具体的には、①調達資金の使途がグリーンプロジェクトに限定され、②調達資金が確実に追跡管理され、③それらについて融資後のレポーティングを通じ透明性が確保されたものを指します。

本ローンの概要

契約締結日 2022年9月30日(金)
実行日 2022年10月5日(水)
アレンジャー兼エージェント 株式会社三菱UFJ銀行
参加行 株式会社大分銀行 他4行
組成金額 45億円
契約期間 4年

グンゼ株式会社について

グンゼ株式会社は、1896年(明治29年)に設立され、グループ経営ビジョンである「新しい価値を創造し、『ここちよさ』を提供することで持続可能な社会の実現に貢献する」ことの実現に注力しています。また、事業活動を通じて環境負荷を低減していく全社的な取り組みを強化しており、同社のマテリアリティに関する取り組みに充当する資金をグリーンファイナンスにて調達することを目的として、グリーンファイナンス・フレームワークを策定しています。

本グリーンローン資金使途について

本ローンは、サーキュラーファクトリープロジェクト(守山工場)およびグリーンビルディングへの設備投資を資金使途としております。本資金使途における設備資金は、同社のグリーンファイナンス・フレームワークに基づいて、十分な環境改善効果が見込まれ、かつ、環境面における潜在的にネガティブな影響への配慮がなされているプロジェクトとしての確認がなされたものです。同社のグリーンファイナンス・フレームワークは、株式会社日本格付研究所(JCR)より、グリーン原則への準拠について第三者評価(最上位の「Green1(F)」)を取得しています。

ご参考

関連するSDGs

目標 ターゲット 内容
エネルギーをみんなに そしてクリーンに 7.2

エネルギーをつくる方法のうち、再生可能エネルギーを使う方法の割合を大きく増やす。

働きがいも 経済成長も 8.4

生産における資源効率を改善させ、持続可能な生産活動に貢献する。

産業と技術革新の基盤をつくろう 9.4

資源をより無駄なく使えるようにし、環境にやさしい技術や生産の方法をより多く取り入れてインフラや産業を持続可能なものにする。

住み続けられるまちづくりを 11.4

自然の保護・保全の努力を強化する。

作る責任 つかう責任 12.5

廃棄物の発生防止・削減・再生利用・再利用などの対策を進めることで、発生量を削減する。

気候変動に具体的な対策を 13.1

気候変動対策に資する商品やサービスを提供し、温室効果ガスの削減と気候変動への適応に貢献する。

以上

本件内容に関するお問合せ先

(株)大分銀行 総合企画部 
広報・SDGsグループ
TEL 097-538-7751