ニュースリリース

住友化学株式会社に対するシンジケーション方式での「トランジション・ローン」契約への参加について

2022年9月16日

株式会社大分銀行(頭取 後藤 富一郎)は、住友化学株式会社(代表取締役社長 岩田 圭一)に対するシンジケーション方式によるトランジション・ローンに参加いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

トランジション・ローンとは

パリ協定が目指すカーボンニュートラルの実現に向け、長期的な移行戦略に則った温室効果ガス削減に取り組んでいる企業を支援することを目的としたファイナンスの枠組みであり、日本政府の2050年カーボンニュートラル宣言の実現に向けた具体的取組みの一つとしても位置付けされています。

トランジション・ローンの概要

借入人 住友化学株式会社
資金使途 高効率なガスタービン発電設備の建設
組成金額 100億円
期間 10年
実行日 2022年9月16日(金)
アレンジャー 株式会社三井住友銀行
貸付人 株式会社三井住友銀行、株式会社大分銀行 他

本トランジション・ローン評価について

本ローンについて、国際資本市場協会「クライメート・トランジション・ファイナンス・ハンドブック」、経済産業省・環境省・金融庁「クライメート・トランジション・ファイナンスに関する基本指針」、LMA等「グリーンローン原則」及び環境省「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に適合する旨の第三者評価を、株式会社日本格付研究所(JCR)及びDNVビジネス・アライアンス・ジャパン株式会社(DNV)より取得しています。

ご参考

関連するSDGs

目標 ターゲット 内容
すべての人に健康と福祉を 3.9

2030年までに、有害化学物質、並びに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる。

エネルギーをみんなに そしてクリーンに 7.3

2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。

産業と技術革新の基盤をつくろう 9.4

2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改善や産業改善により、持続可能性を向上させる。

気候変動に具体的な対策を 13.3

気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。

以上

本件内容に関するお問合せ先

(株)大分銀行 総合企画部 
広報・SDGsグループ
TEL 097-538-7751