ニュースリリース

東京センチュリー株式会社に対するシンジケーション方式での「サステナビリティ・リンク・ローン」契約への参加について

2022年3月24日

株式会社大分銀行(頭取 後藤 富一郎)は、東京センチュリー株式会社(代表取締役社長 野上 誠)に対するシンジケーション方式によるサステナビリティ・リンク・ローンへ参加いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

サステナビリティ・リンク・ローンとは

借り手のCSR戦略と連携したサステナビリティ目標を設定し、金利などの借入条件をサステナビリティ目標達成に連動させることで、借り手に目標達成に向けたインセンティブを与え、環境・社会面において持続可能な経済活動および経済成長を促進し、支援することを目指すものです。

なお、本件は、株式会社格付投資情報センター(R&I)から、ローン・マーケット・アソシエーション等が定めたサステナビリティ・リンク・ローン原則、並びに環境省によるグリーンローンおよびサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン(環境省ガイドライン)への準拠性と設定した目標の合理性について第三者意見(ご参考(1)参照)を取得しています。

サステナビリティ・リンク・ローンの概要

借入人 東京センチュリー株式会社
組成金額 552億円
資金使途 運転資金
契約締結日 2022年3月24日(木)
実行日 2022年3月29日(火)
契約期間 3年9か月
アレンジャー 株式会社みずほ銀行
コ・アレンジャー 信金中央金庫
貸付人 株式会社大分銀行 他11行
サステナビリティ目標

① 2023年12月末までに、二国間クレジット制度(JCM)の想定GHG削減貢献量(累計)目標49,000トンを達成

② 年次有給休暇取得率を70%以上に維持

③ 男性育児休業取得率を100%に維持

ご参考

関連するSDGs

目標 ターゲット 内容
すべての人に健康と福祉を 3.4
3.d

従業員の健康保持、促進に繋げる施策を推進する。

エネルギーをみんなに そしてクリーンに 7.1

エネルギー効率化(節電、省エネ製品導入等)の取り組みを進め現代的エネルギーサービスの普及に貢献する。

働きがいも経済成長も 8.5

生産性の高い、働き甲斐のある雇用環境を整備する。

漁業と技術革新の基盤をつくろう 9.4

2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術および環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。
全ての国々は各国の能力に応じた取り組みを行う。

住み続けられるまちづくりを 11.a

各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、都市周辺部および農村部間の良好なつながりを支援する。

作る責任 つかう責任 12.a

開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。

気候変動に具体的な対策を 13.1

気候変動対策に資する商品やサービスを提供し、温室効果ガスの排出削減と気候変動への適応に貢献する。

パートナーシップで目標を達成しよう 17.17

さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。

以上

本件内容に関するお問合せ先

(株)大分銀行 総合企画部 
広報・SDGsグループ
TEL 097-538-7617