2022年3月8日
株式会社大分銀行(頭取 後藤 富一郎)は、2000年9月29日付で(株)日本格付研究所(JCR)の長期発行体格付「A+」を取得し、その後も同格付を継続取得しております。
今般、2021年度の格付見直しにより、2022年3月3日付で22年連続「A+」の評価を受けましたので、下記のとおりお知らせします。
記
(1)格付 | 「A+」(シングルAプラス) |
(2)格付の種類 | 長期発行体格付※ |
(3)格付の見通し | 「安定的」 |
(4)格付付与日 | 2022年3月3日(木) |
(5)格付機関 | 株式会社 日本格付研究所(JCR) |
※長期発行体格付とは、具体的な債券を特定せず、その銀行が現在背負っている無担保の債務または将来背負うであろう不特定の無担保債務を包括的に捉えて、債務履行能力を格付けしたものです。
今回の格付「A+」継続取得は、
(1)地元における強固な事業基盤と良好な資本水準に支えられている。
(2)コア業務純益は2020年3月期に前期比2割弱の落ち込みとなったが、その後は外貨調達費用の減少や経費削減により増益傾向にあり、2022年3月期第3四半期累計のコア業務純益は3期前と同程度まで回復している。引き続き、店舗や人員規模の適正化などで経費を削減していくことなどを踏まえると、当面、現状程度のコア業務純益は維持できると見ている。
(3)金融再生法開示債権比率はおおむね問題ない水準を維持。引当は保守的に実施している。
また、コロナ禍の影響は今のところ限定的。
(4)有価証券運用においては運用残高の増加が続いている。外債ファンドを含む保有債券にかかる金利リスク量や、株式投信やリートなどにかかる価格変動のリスク量は資本対比で大きくなっているため、今後のリスクテイクの方針やリスク量の動向に注目していく。
(5)連結コア資本比率は、2021年9月末で10%台と格付「A+」の地銀の中で比較的良好な水準にある。今後も現状程度の収益力を維持することは可能とみられ、引き続き内部保留の蓄積が進み、コア資本比率を維持していくものと見ている。
などが総合的に評価されたものです。
※AAからBまでの格付記号には同一等級内での相対的位置を示すものとして、プラス(+)若しくはマイナス(-)の符号による区分を付す。
以上
(株)大分銀行
総合企画部 経営企画グループ
TEL 097-538-7612