ニュースリリース

(株)日本格付研究所からの格付取得について ~長期発行体格付「A+」を21年連続取得~

2021年2月18日

株式会社 大分銀行(頭取 後藤 富一郎)は、2000年9月29日付で(株)日本格付研究所(JCR)の長期発行体格付「A+」を取得し、その後も同格付を継続取得しております。
今般、2020年度の格付見直しにより、2021年2月15日付で21年連続「A+」の評価を受けましたので、下記のとおりお知らせします。

継続取得した格付の内容

(1)格付 「A+」(シングルAプラス)
(2)格付の種類 長期発行体格付
(3)格付の見通し 「安定的」
(4)格付付与日 2021年2月15日(月)
(5)格付機関 株式会社 日本格付研究所(JCR)

※長期発行体格付とは、具体的な債券を特定せず、その銀行が現在背負っている無担保の債務または将来背負うであろう不特定の無担保債務を包括的に捉えて、債務履行能力を格付けしたものです。

格付事由 <(株)日本格付研究所公表内容参照>

今回の格付「A+」継続取得は、

  • (1)地元において強固な事業基盤を確立しているほか、資本の充実度が比較的良好である。

  • (2)比較的堅調に推移していたコア業務純益は2020年3月期に水準が低下したが、今後人員規模の適正化などで経費を削減していくことや、円債償還による減収幅が小さくなることなどを踏まえると、当面コア業務純益の一段の減少は避けられるとみられる。

  • (3)金融再生法開示債権比率はおおむね問題ない水準。引当は保守的に実施している。また、コロナ禍の影響は今のところ限定的にとどまる。

  • (4)有価証券運用においては、保有債券にかかる金利リスク量が資本対比でやや大きく、株式投信やリートなどにかかる価格変動のリスク量が資本対比で依然大きいが、今後は運用残高を維持する方針であり、リスク量は大きく増えないと見ている。

  • (5)連結コア資本比率は、2020年9月末で10%台と格付「A+」の地銀の中で比較的良好な水準にある。収益力が一段と低下する懸念が小さいことを踏まえると、引き続き内部保留の蓄積が進み、コア資本比率を維持していくことが可能。

などが総合的に評価されたものです。

※AAからBまでの格付記号には同一等級内での相対的位置を示すものとして、プラス(+)若しくはマイナス(-)の符号による区分を付す。

以上

本件内容に関するお問合せ先

(株)大分銀行 
総合企画部 経営企画グループ
TEL 097-538-7612