ニュースリリース

「中・南九州の地域循環共生圏に関する連携協定」の取り組みについて~ESG融資等の推進に関する取り組み~

2020年12月1日

株式会社 大分銀行(頭取 後藤 富一郎)は、今年1月に環境省九州地方環境事務所、株式会社 肥後銀行、株式会社 宮崎銀行、株式会社 鹿児島銀行と「中・南九州の地域循環共生圏に関する連携協定」を締結し、その一環として以下の取り組みを実施していますので、下記のとおりお知らせいたします。

「寄付型」商品について

事業者さまを対象に、SDGsの達成に資する団体等へ寄付を行う「寄付型」商品を開発し取り扱いを開始しております。事業者さまにとって、長期・安定的な資金の調達が可能となるとともに、企業イメージの向上、社会貢献への取り組みにかかるPR効果が期待でき、多くのお申し込みをいただいております。

◆各行の寄付型商品一覧

金融機関 商品名 特長(目的)
大分銀行 大分銀行SDGsエコ私募債 環境配慮型経営に取り組む企業を支援
大分銀行SDGs寄付型私募債 学校・医療機関への寄付・寄贈により、教育環境の整備と健康と福祉を推進
肥後銀行 ひぎんSDGs医療機関債 医療機関を対象に、子どもたちの暮らしや学び、熊本の震災からの復興を支援
ひぎんSDGs私募債 事業者のSDGsへの取り組みを推進
宮崎銀行 みやぎんCSR型私募債「With」 事業者の社会貢献への取り組みを支援
みやぎんSDGs応援私募債
「With未来」
事業者のSDGsへの取り組みを推進
みやぎん寄付型私募債
「感謝とエールを込めて」
新型コロナと闘う「医療従事者」や、「介護従事者」の活動を支援
鹿児島銀行 かぎんSDGs推進私募債
「しぼどん」
学校、団体等への寄付・寄贈により、事業者のSDGsへの取り組みを推進
かぎんSDGs推進医療私募債
「メディどん」
かぎんSDGs推進ローン
「きふどん」

「環境配慮型」商品について

環境保全や社会への好影響をもたらす事業への支援を目的に、利子補給事業などを活用したESG融資を推進しております。

◆各行の利子補給事業一覧

金融機関 事業内容 事業主体
大分銀行(※)
肥後銀行
地域循環共生圏の創出に資する、再生エネルギー、省エネルギーなどの低炭素事業へのESG融資に対する利子補給 一般社団法人環境パートナーシップ会議
肥後銀行
宮崎銀行
鹿児島銀行
省エネルギーに資する設備投資に対して金融機関が行った融資に対する利子補給 一般社団法人環境共創イニシアチブ

※2020年12月取扱開始予定

【参考】「中・南九州の地域循環共生圏に関する連携協定」について

地域及び持続的な地方創生への対応力を強化し、中・南九州の地域循環共生圏の構築に資することを目的としています。

※地域循環共生圏 … 各地域が美しい自然景観等の地域資源を最大限活用しながら、自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、活力が最大限に発揮されることを目指す考え方

関連するSDGs

「大分銀行グループSDGs宣言」で定めている6つの重点取り組みテーマの中で、本取り組みは「4.質の高い教育をみんなに」、「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、「13.気候変動に具体的な対策を」に該当し、関連するSDGs項目は次の内容です。

目標 ターゲット 内容
4.a

教育施設の就学環境の設備を整備し、効果的な学習環境を提供する。

7.2

再生可能エネルギー関連事業、製品開発、新規事業創出等を促進する。

13.1

気候変動対策に資する商品やサービスを提供する企業を支援する。

以上

本件内容に関するお問合せ先

(株)大分銀行 
総合企画部 広報グループ
TEL 097-538-7617