大分銀行グループ SDGs宣言

2020年2月19日

大分銀行グループは、経営理念「地域社会の繁栄に貢献するため 銀行業務を通じ最善をつくす」のもと、国連において採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けて、役職員一人ひとりが地域の課題解決に積極的に取組み、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、
持続可能な社会の実現を目指し、環境、エネルギー、教育、健康、雇用、ジェンダー平等、技術革新等、社会全体に関わる課題の解決に向け、世界が取組むべき目標として2015年に国連において決定されたものです。

Ⅰ.大分銀行のSDGsへの取組み

大分銀行では、地域を取り巻く課題を「E(Environment=環境)」、「S(Social=社会)」、「G(Governance=ガバナンス)」の観点から整理し、6つの重点取組みテーマを定め、関連するSDGsの達成に努めていきます。

Ⅱ.これまでの具体的取組み事例について

1.地方創生

具体的取組み事例 対応する主なSDGs
  • ・大分県内18自治体をはじめとする地域創造連携協力協定
  • ・宮崎銀行との地方創生に関する包括連携協定の締結
  • ・地域商社「OitaMade」を活用した地域の産品・技術の発信
  • ・「赤レンガ館」「宗麟館」を活用した地域の賑わい創出
SDGs[8] SDGs[11]

2.少子高齢社会への対応

具体的取組み事例 対応する主なSDGs
  • ・M&A、事業承継への取組み強化による後継者対策や地域産業・雇用の継続支援
  • ・社債引受金額の一部を学校教育法上の学校等に寄贈する「寄付型私募債」の取扱
  • ・婚活イベント主催等、直接的な若年人口・定住人口増加への取組み
  • ・「夏休み親子セミナー」「資産運用セミナー」等による地域の金融リテラシー向上
  • ・「認知症サポーター」養成講座の積極受講による認知症への正しい知識の理解
SDGs[4] SDGs[11]

3.デジタルイノベーション

具体的取組み事例 対応する主なSDGs
  • ・RPAやクラウドワークフローシステム等の導入支援サービスによる地域企業のIT化推進
  • ・「大分銀行アプリ」や「スマート通帳」等による金融サービスのデジタル化への対応
  • ・大分県との「キャッシュレス決済の推進に関する協定」締結による地域のキャッシュレス化推進
SDGs[8] SDGs[9]

4.ダイバーシティ・働き方改革

具体的取組み事例 対応する主なSDGs
  • ・身体障がい者授産施設「太陽の家」での、太陽の家支店開設(1980年)による全国に先駆けた社会福祉への参画と共生
  • ・「健康経営優良法人 ホワイト500」の取得(大分県内で初)による働きやすい環境整備
  • ・「次世代育成支援対策推進法」に基づき、特例認定基準を満たす「子育てサポート企業」へ与えられる「プラチナくるみん」の認定
  • ・女性経営者の会「花凛」による女性経営者の課題解決や活躍支援
SDGs[3] SDGs[5] SDGs[8]

5.環境に配慮した社会の実現

具体的取組み事例 対応する主なSDGs
  • ・環境に配慮した経営を行う企業等を対象とした「エコ私募債」の発行
  • ・環境省「地域ESG融資促進利子補給事業」指定金融機関への採択
  • ・「スマート通帳」推進により削減された紙発行経費の一部の環境保全活動等への寄付
  • ・再生可能エネルギー事業に関する融資取扱やファンドの組成
  • ・国東半島地域での耕作放棄地の活用による「周年放牧事業」を通じた、「低コスト・省労働力」な畜産経営実現と景観保全や獣害の低減への取組み
  • ・「中・南九州の地域循環共生圏に関する連携協定」の締結
SDGs[7] SDGs[13] SDGs[14] SDGs[15]

6.コンプライアンス遵守とガバナンス強化

具体的取組み事例 対応する主なSDGs
  • ・様々なステークホルダーの利益の考慮と、当行の持続的成長及び中長期的な企業価値の向上を図る、コーポレートガバナンス高度化への取組み
  • ・お客さまに安心してお取引いただくための、「特殊詐欺」はじめ金融犯罪防止に向けた取組み
SDGs[16]

SDGs達成に向けて、今後も、地域のイノベーション実現に資する取組みや
気候変動に配慮した取組み等、より一層力強く行動します。