やっちょるでー!おおいた瓦版

「長濱神社夏季大祭」

2015年7月13日

今年も「雨のながはまさま」となりましたが、多くの方々が参拝に訪れます。
「今年も無病息災でありますように。」

長濱神社のすぐに近くある東支店では、営業時間中も法被を着てお祭りを盛上げます。
いらっしゃいませ~!

御神輿のお発ちの時間が近づくにつれ、境内には若衆やお囃子隊の子どもたちが集まってきました。
祭り好きな若衆には、天候は関係ないですね。

お発ちに先立ち、獅子舞の奉納。
獅子舞には、厄病退治や悪魔払いの意味があり、獅子から頭を噛まれるとその年は無病息災で元気に過ごせるとの言い伝えがあります。
世のお父さん、お母さん方、子どもには泣いても獅子に噛んでもらってください!

いよいよ御神輿のお発ちです。
軽快なチキリン囃子に乗せて、先ずは地元の氏子の方々が境内を勇壮に練ります。

境内を出ると、多くの若衆が担ぎ出し、「ヨッサヨサ」と威勢のよい掛け声とともにより勇壮に練り歩きます。

神楽殿では御神楽が始まりました。
小雨にもかかわらず、懐かしい神楽のお囃子に誘われ多くの見物客が集まりました。

午後5時半になると、長濱神社に面する「塩九升通」(しょくじょうどおり)は歩行者天国になります。
ご覧のとおり、夏祭りを待ちきれなかった人々であっという間に大賑わい。

東支店露店もオープンです。
雨にも負けず、蚊にも負けず、夏の暑さにも負けずに今日もがんばろう!

支店長自ら店頭に立って呼び込みします。
「いらっしゃいませ~、冷たいビールいかがですか~!」

御神輿巡行に先立ち、神主さんから御祓いを受けます。
今年も無病息災、商売繁盛でありますように…

続いて御御輿のお立ち寄り。
店頭で威勢よく御御輿を練っていただきました。
支店長「これで業績アップ間違いなし!」

御払い・御御輿のご利益か、その直後よりビールの売れ行きが良くなったとか。
「はい、ビール4つ追加ね!」

「ながはまさま」には、もう一つ見所であった「見立細工飾り」があります。これは、そのお店の商品や用具等を使って趣向を凝らして細工品を製作します。
昔は何軒も飾っていたんですが、今年も私が見て回った限りこのお花屋さんだけでした。ちょっぴり淋しいですね。
今年は、命名で大騒ぎとなった高崎山の今年最初に生まれたサルの赤ちゃん「シャーロットちゃん」でした。

■大分に夏を告げる- 「長濱神社夏季大祭」 大分市(東支店)

 大分に夏を告げるお祭りとして長濱神社の夏季大祭「ながはまさま」が、今年も7月5・6・7日(日~火)の3日間開催されました。
 このお祭りは、梅雨時期ということもあり、大祭期間中雨が多いことから「雨のながはまさま」とも言われています。今年も最終日だけ雨に遭わなかったものの、初日・中日とも雨の中でのお祭りとなりましたが、大分市内で最初のお祭りとあって多くの人でとなり、盛大な夏祭りとなりました。
 当行東支店では、例年地域の商店会や公民館のボランティアとして出店を行っており、今年も3日間とも汗と雨に濡れながら全員でお祭りの盛上げをお手伝いいたしました。

<長濱神社>
 長濱神社は、応永13年(1406年)創建といわれ、約600年の歴史があります。御祭神は、少彦名命(すくなひこなのみこと)で医学の神様。そのため病気回復の祈願が多く、特に女性の参拝者が多いことから「おんなの神様」といわれています。(御祭神は男性の神様です。お間違えのないように)
 夏季大祭は、梅雨時の上記3日間で開催されます。大分の夏はこのお祭りで始まり、「ながはまさま」または大祭中雨が多いことから「雨のながはまさま」として市民に親しまれています。

<おみか餅>
 お祭りの期間、境内で売られている縁起物です。謂れは、かつて「おみかさん」という名の女性が病気平癒の祈願をし、無事病気が治ったお礼にお餅をつけた木を奉納したという故事から来ています。
 戦時中一時中断しましたが、神社前の塩九升通(しょくじょうどおり)商店会を中心に「おみか餅保存会」を結成し、神社境内で無病息災の縁起物として販売するようになりました。