やっちょるでー!おおいた瓦版

日本童話祭

2015年5月18日

河川敷会場のメインイベントのひとつ 「子ども太鼓フェスティバル」の模様で、
子どもたちの熱演に割れんばかりの声援です。

■ようこそ、おとぎの国へ「日本童話祭」 玖珠町(玖珠支店)

 童話の里-玖珠町において、「こどもの日」の5月5日に「日本童話祭」が開催されました。
 この童話祭は、「日本のアンゼルセン」と呼ばれた同町出身の口演童話家、久留島武彦氏の偉業を称えその精神を継承するとともに多くの子供たちに夢を育んでもらおうと毎年開催され、今年で66回目を迎えました。
 河川敷会場では、今年も大勢の来場者で賑わい、子ども太鼓フェスティバル・魚つかみどり・ミニSL・ジャンボ鯉のぼりの通り抜けなどこの日ばかりは子供たちが主人公となって終日楽しむことができました。
 当行玖珠支店は、実行委員会のスタッフとして毎年参加しており、今年もバザーや各種イベントの運営をお手伝いしました。

<おとぎの国-「玖珠」>
 「玖珠」という名の由来は、天平年間(730年代)の編纂といわれる「豊後国風土記」によれば、「ムカシ、此村ニ、オオキナル樟(クス)ノ樹有リ。因リテ玖珠郡ト曰ヒキ」と記されています。そんな由来に次のような逸話があります。
 「昔、この盆地には大層大きな樟の樹がそびえていて、この木陰では作物が育たず里人は困っていました。
 そんなある日、大男が通りかかったので「あの樹を切り倒して下さい」と里人はお願いしました。うなずいた大男は苦心の末、ついにその大樹を切り倒しました。その切り株が、切株山(きりかぶさん)となり、根元からはねあげられた土が山となって万年山(はねやま)になったそうな」
 大自然につつまれた玖珠は、このような逸話や伝説が数多く語り継がれており、まさに「おとぎの国」と言えます。是非訪れてみてはいかがでしょうか。